毎月分配ファンドと税金(3)
ただこのケースでは、毎月多額の分配金を出していくために、運用上「規模の経済性」が働くケース(大部分のファンドがそうか?)では、運用上不利になると考えられます。
したがってノーマルさんにとってのトータルリータンが有利なのか、不利なのかは場合によりますよね。
最後の最後で、ノーマルさんには10%のアドバンテージ(いずれは20%?)というか、非分配ファンドのの競争相手がいたとして、その相手にディスアドバンテージが課される?と考えてもいいならば、非分配に比べてノーマルさんが一発逆転!なんてケースも十分ありえますよね。
そして実はそのような分配方針を採用していると思われるファンドがあるのです。
三菱UFJ「信託」銀行が販売している「ノムラ日米リートファンド」です。
これは購入手数料2.05%、信託報酬1.575%、信託財産留保額0.3%(H18・7時点)という、「ややボッタクリ感」が否めない「典型的な日本の金融機関が売るファンド」ではあります。
しかし日米のリート市場の好調に支えられて、運用成果は絶好調です。そのためもあり1万口あたり260円という過激な分配を今年に入って、ほぼ毎月行なっています。そのため基準価格は13,000円近辺でウロウロしています。
この分配方針は販売会社にとっては
①基準価格が大きくならず売りやすい
②事情の良くわからない人が、分配金につられてワラワラと寄ってくる。
という効果をもたらしていると考えられます。
同時に購入者にも
③「税金回避して収益認識する」という機会を提供している
④ゴキブリホイホイ効果により、結果として多くの資金が集まり、規模の経済性が働いて、運用効率にプラスの影響をもたらしている・・・
可能性がある。といえなくはないでしょうか。
以上の議論は普通分配金と特別分配金にたいする理解が間違っているとすれば、全くの時間の無駄になってしまった可能性があることをお詫び申し上げます。
もし間違っていたらどなたかご教示いただければ幸いです。
またランダムに更新して行きたいです。
参照させてもらったURL
投信の海さんURL:http://www.fund-no-umi.com/
梅屋敷商店街のランダムウォーカーURL:http://randomwalker.blog19.fc2.com
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コメント
投資信託販売の主ターゲットが50,60代といった年齢層にあって、彼らは分配金の方を望んでいること、
またどうしても純資産額ランキングとか、資産増加額ランキングとかで上位に載ることが宣伝になるため、メインとなる顧客層を狙った販売戦略をとらざるをえないこと、
みたいな事情があるようですね。
投稿: 世界のREIT | 2006年12月 2日 (土) 21時15分